2015年4月9日木曜日

統計ソフトEZRー導入編4(おまけ)ー

3まででEZRがインストールされたはずですが,Rを開いてコマンドラインを入力するのが面倒くさい方のために,自治医大血液内科のサイトではRを開くだけでEZRが開くように設定する方法を紹介しています.

ここでは,実際にやってみた手順を紹介します.

2015年4月7日火曜日

統計ソフトEZRー導入編3(RcommanderとEZRのパッケージのインストール)ー

3段階のプロセスの3段階目です.
1.Rのインストール
2.X11のインスール(OS X Mountain Lion以降)
3.RcommanderとEZRのパッケージをインストール

最後にRcommanderとEZRのパッケージをインストールします.ここからは,Rのコマンドライン入力になります.
Windows3.1以前のPCを使ったことがないような方にはちょっととっつきにくいかもしれませんが,コマンドライン入力を必要なのは基本的にはこれだけです.インストール後はGUIでの処理が可能です.

2015年4月5日日曜日

痙性麻痺による膝つっぱり歩行のある成人における大腿直筋の化学的脱神経の効果:脳卒中患者でのメタ解析のレビュー Archi Phys Med Rehab 2014

痙性麻痺による膝つっぱり歩行のある成人における大腿直筋の化学的脱神経の効果:脳卒中患者でのメタ解析のレビュー









抄録
目的:膝つっぱり歩行を呈する痙性麻痺のある成人において,大腿直筋への運動分枝ブロック(motor branch block; MBB)または神経筋ブロック(neuromuscular block; NMB)の歩行遊脚期の運動学や機能的評価,エネルギーコストへの効果を決定すること.
データソース:PubMed,Embase,CINAHL,Cochrane Libraryを検索した.2013年2月26日までの研究を収集した.引用文献一覧をさらに詳しく調べた.
研究の選別:研究デザインには制限を設けなかった.患者は中枢神経疾患のある成人とした.介入はNBBまたはNMBとした.評価項目に歩行遊脚期の膝の運動学的評価が含まれていることを条件とした.研究の選別は2人の検者が別々に実行した.
データ抽出:2人の検者が対象とした研究の方法論的な質を別々に評価した.脳卒中患者における運動学・機能的評価・エネルギーコストのデータを,全患者群から可能な集団であれば抽出した.
データ統合:12の異なる研究を記載した計9編の文献を対象とした.遊脚期の膝の運動学(最大膝屈曲角または膝可動域)は対象としたすべての研究で有意に改善した.最大膝屈曲角の平均の改善幅は1.9°〜15.4°だった.脳卒中患者での最大膝屈曲角の統合データは,NMBで7.37°(P=0.000),MBBで9.35°(P=0.002)の有意な改善を示した.つま先離れ時の膝運動速度の統合データはNMBで53.01°/秒の有意な改善を示した.MBBの研究ではこの改善は有意ではなかった.膝可動域・機能的評価・エネルギーコストの統合データは有意な変化を示さなかった.
結論:このレビューから大腿直筋の化学的脱神経は遊脚期の最大膝屈曲角を有意に改善させることが示された.機能的評価・エネルギーコストへの効果は依然としてはっきりしていない.


2015年4月3日金曜日

統計ソフトEZRー導入編2(X11のインストール)ー

3段階のプロセスの2段階目です.
1.Rのインストール
2.X11のインスール(OS X Mountain Lion以降)
3.RcommanderとEZRのパッケージをインストール

このプロセスはMoutain Lion(10.8)以降,つまり,Mavericks(10.9),Yosemite(10.10)には必要ですが,Lion(10.7)以前は不要のようです.

2015年4月2日木曜日

統計ソフトEZRー導入編1(Rのインストール)ー

次にEZRの導入です.
自治医大血液内科のホームページのEZRの紹介ページにもリンクが貼ってあります.

MacでのEZRの導入は3段階のプロセスが必要です.
1.Rのインストール
2.X11のインスール(OS X Mountain Lion以降)
3.RcommanderとEZRのパッケージをインストール

このページではまずRをインストールしていきます.

2015年4月1日水曜日

統計ソフトEZRー紹介ー

EZRは自治医大の血液内科の先生が開発した統計ソフトです.
医師が開発しただけあって医学統計で用いられるような解析は概ね網羅されているといっていいと思いますが,なんといってもその素晴らしさは無料だということです.
といって,怪しげなソフトではありません.Rは統計処理に特化したコンピュター言語で,EZRは簡単にいえばそれをGUI化したものです.


私はEZRの導入にあたって以下の3冊を読みました.

2015年3月28日土曜日

American Congress of Rehabilitation Medicine Stroke Movement Interventions Sucommitteeからの足関節背屈補助および装具の代替品のための治療的電気刺激のレビュー










American Congress of Rehabilitation Medicine Stroke Movement Interventions Sucommitteeからの足関節背屈補助および装具の代替品のための治療的電気刺激のレビュー











抄録
歩行を妨げる足関節背屈の麻痺は脳卒中の患者の約30%に生じ,転倒や死亡の危険を高める.機能的電気刺激や装具代替電気刺激歩行器具の最近の進歩により,治療的な歩行訓練の期間での使用や装具の代替品としての表面電気刺激の使用が増えている.しかしながら,このような装具代替電気刺激の使用を促進できるはずのセラピストの多くがそうはしない.恐らくは,装置についての知識がないことや,どのような患者にこの装置の効果があるのかが不確かなせいであろうが,あるいは,保険会社によっては支払いをしないことも理由になっているだろう.加えて,装具代替電気刺激器具の治療的な使用や従来の短下肢装具(AFO)の代用品としての使用についてのエビデンスは限定的である.この記事では,装具代替電気刺激装置の使用について臨床家をガイドするような情報を提供し,治療的または装具としての目的での装具代替電気刺激装置の使用についての最近の研究を議論し,装具代替電気刺激装置とAFOの使用を比較する.現在のところ,装具代替電気刺激装置を着用した歩行が,AFOを着用した歩行よりも優れていると結論付けるだけの十分なエビデンスはないが,患者によっては,装具代替電気刺激装置は最適な選択肢となるかもしれない.