2020年6月30日火曜日

脳卒中に対する再生医療 – もう着いた? Cerebrovasc Dis 2011


脳卒中に対する再生医療 – もう着いた?





















抄録

幹細胞生物学の発達で,細胞療法は実験的研究と臨床研究において,非常にやりがいのある領域になってきた.神経学的疾患の中でも,脳卒中は幹細胞の臨床適用のパイオニアになってきた.予備的研究では安全性への関心が優先され,重要な臨床前研究が,幹細胞療法が一般化のレベルに到達させる助けになるように進行中である.脳卒中は,古典的に急性期,亜急性期,慢性期に分けられる.それぞれの時期は,急速な組織変性と永続的なリ
モデリングを引き起こすようなオーバーラップと区別できる動力学を伴う複雑な一連のイベントによって定義される.それぞれの種類の神経幹細胞には,本来の特性があり–細胞自立性・非細胞自立性のシグナル発信を介して転置され–これらのイベントのいくつかにより特異的に対応するだろう.脳卒中において幹細胞療法から予測されるものをもっとよく定義できれば,幹細胞のソースを急性期または慢性期に割り当てる助けとなり,恐らく,臨床における使用を最適化するのに役立つかもしれない.


 脳卒中に対する幹細胞療法の総説である.
 幹細胞を神経系と非神経系に分け,治療時期を急性期と亜急性期・慢性期とし,その効果を神経修復と微小環境の改善と,それぞれを簡単に解説している.

 ヒトでの知見はまだ限定的であるが,幹細胞の臨床応用はすでに始まっている.
 リハ医の立場としては,このような治療の後のリハにも着目していきたいが,さらに言えば,中枢神経の発達過程を再現できるわけであるから,訓練の効果についてもっと踏み込んだ知見が得られることを期待している.

本文はこちらから入手できます.
日本語訳はこちら(パスワードは文献タイトルの単語の頭文字をつなげてください.大文字と小文字を区別して,記号は除いて10文字目まで).
例:What is Moral is What You Feel Good After and What is Immoral is What You Feel Bad After. -> WiMiWYFGAa

0 件のコメント:

コメントを投稿