痙性麻痺の病態生理I:不全麻痺と軟部組織の変化
痙性麻痺の病態生理II:筋過活動の発生
少し古い文献であるが,痙性麻痺および痙縮について詳細かつわかりやすくまとめられている.
講演会などでもよく目にするし,私もセラピスト相手の勉強会でもよく使わせてもらっている重要な文献である.
中枢神経損傷後の筋緊張亢進は,痙縮として記載される病態だけでなく,痙性共収縮や痙性ジストニアといった病態を含んだ複雑な症候群であることを理解する必要がある.
筋緊張亢進・痙縮は中枢神経リハにおいて永遠のテーマである.近年,ボツリヌス毒素療法やバクロフェン髄注療法といった治療法の登場により,これらは治療可能な病態になってきた.しかしながら,単に”筋の固さ”だけを相手にしていては適切な治療はおぼつかない.
少なくともリハ専門医であれば,このような病態を理解した上で治療戦略を考えていきたいものである.
全文訳は
こちら(第1章・第2章がまとめてzipになっています).
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例:Imagine All The People -> IATP
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